2026.01.07
「この屋根材は30年耐久です」
「メーカー保証は25年あります」
この“年数”を、そのまま信じて説明していませんか?
実は、
耐用年数・保証年数・実際の寿命はすべて別物です。
本記事では、法人・個人事業主向けに
を整理します。
屋根材の年数表記には、複数の意味があります。
金属屋根やスレートには、税法上の耐用年数があります。
しかしこれは会計処理用の数字であり、実際に屋根が使える年数とは別です。
実務で施主から聞かれても「税務上の話です」と分けて説明する必要があります。
メーカーは、
などを基に「このくらいは性能を維持できる」と想定します。
ただし前提条件があります。
これらが守られていることが前提です。
同じ材料でも寿命は変わります。
実際のトラブルは、
で起きるケースが非常に多い。
つまり、
材料単体の年数=屋根全体の寿命ではない
ということです。
多くの場合は
を指します。
色あせやチョーキングは対象外であることが一般的です。
確かにSGLは耐食性が向上しています。
しかし実際の耐久性は
で差が出ます。
グレードによって耐候年数は変わります。
ガルバリウム鋼板とSGL鋼板では
めっき組成が異なります。
ここが防食性能の差になります。
0.35mmと0.4mmでは
剛性・変形耐性に差が出ます。
施工時の扱いやすさや変形リスクにも影響します。
雨仕舞いの設計、ビス位置、防水紙の重ねなど、
施工次第で寿命は10年以上変わることもあります。
「材料自体は30年相当の性能がありますが、
環境や施工条件によって実際のメンテナンス時期は変わります」
と説明すると誤解が減ります。
保証範囲を曖昧にすると後のクレームに繋がります。
屋根材の耐用年数は、
の掛け算で決まります。
メーカーの年数表記は参考値であり、
絶対保証ではありません。
法人・個人事業主の方は、
「年数」ではなく
“どの条件でその年数なのか”を読む力が重要です。
お問い合わせ・ご相談はお気軽にどうぞ。
どんな些細なことでも、まずはお気軽にご連絡ください。
受付時間9:00~18:00(日曜日除く)